そろそろ盆休暇に入られる方、早くも夏期休暇を消化した方もおられる時期とおもいます。私は8月に入るやいなや、懐かしい人たち、かつてお世話になった方々との再会が相次いでいます。
そうした心が潤いを感じる今、じっくりお伝えしたいのが知られざる遺産【エフェソス遺跡】(ガイドブックには一部「エフェス」Efesの表記あり)です。トルコ第三の都市・イズミルから車で約1時間。距離にして74キロ、イズミル国際空港とは片道140トルコリラ(約8400円)ほどに位置します。紀元前11世紀にイオニア人が移り住んで以降、発達・繁栄した古代都市で、これをひと目観たら、あの古代ギリシャの中枢、現在のアテネも影をひそめる保存状態なのです。



エフェソス遺跡には、見事な二階建てのケルスス(セルシウス)図書館(画像中央)はじめ2万4千人を収容できるという野外大劇場、大理石の道・マーブル通り、娼婦館、競技場、浴場、音楽堂などがあり、画像に収めきれないくらいの遺跡群に圧倒されます。画像下は、ハドリアヌス神殿(ただし、これはコピー)。
入場料は20トルコリラ。世界遺産の暫定リストにのぼる、知る人ぞ知る古代遺跡なのです。凄い人出でしたよ。
駆け足でした今回のトルコ旅も、つい前々日、合流したばかりの皆さん、そしてローカルのドライバー ウーンサル・サルターさんと、ここエフェスでお別れ。ひとり一路、タクシーを駆らせイズミル国際空港へ。帰国の途につきました。

turnipジュースをすすめてくれたウーンサルさん。turnipとは"カブ"でした(帰国後、気になり、調べたのです)。赤カブジュースといったところでしょうか。一期一会でした。
ラベル:トルコ