2010年10月02日

ハワイアンキルトの大家ナラニ・ゴードさんと対談トークショーに出演しました

秋晴れの今日、港区浜松町にある港区立エコプラザで開催中の【BOTUCATU HAWAII】ボトゥカトゥ・ハワイへお邪魔しました。ハワイアンキルトの祖アンティー・デビーのお孫さんにあたり、現代大家として多くのお弟子さんを抱えるハワイアンキルト作家ナラニ・ゴードさんがご来日。一時間のトークショーで対談させていただきました!

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港区民の私も初めて訪ねたエコプラザは、入った瞬間、木の芳しい香り。「いい空気」とオーガニックライフがテーマのこの会場に、キルト好きな女性が立ち見も出るほど詰めかけてらして、本当によい気が流れているな、と感じました。
優しいナラニさん。トーク後はハグをしてお別れしました。ちなみに画像下の額装された作品は、おばあさまの遺作。晩年、目がみえなくなってからも運針されたのだそう。ハワイアンカルチャー&アロハスピリットの真髄ですね。

会期は明日(10月3日)まで。詳しくは、ナラニズ・オハナ・アソシエーションのサイトをご覧ください。http://www.nalanis-ohana.com/information/news.html



気さくなナラニさんに、大勢の生徒さんが「サインをお願いします」と、ご自身の作品を持参。トークショー後はひっぱりだこでした。

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クラウン模様のこの作品は、ナラニさんの家系に伝わる伝統の柄。ちなみにハワイでは、旧くから結婚祝いや出産祝いのプレゼントにハワイアンキルトが用意されてきました。ひと針ひと針に祈りをこめた作業。ナラニさんはトークのなかで、"マナ"と"アロハスピリット"の二語を多用しておられました。驚いたのは、動物の柄は絶対に用いらないという言葉。念が宿るとでもいいましょうか、寝苦しくなることを避け、最近では海の動物にのみ使用を許しているのだそう。(昔のハワイでは、ベッドカバーがキルトの主流だったことに由来するそうです。今のような小物やウォールハンギングは近年の傾向だそうです)。
スピリチュアルブームな時代なだけに、とっても勉強になりました。ナラニさん、ありがとうございました。


ラベル:ハワイ
posted by 千葉千枝子 at 23:36| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 千葉千枝子の講演 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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