最初に向かった先は、長瀞(ながとろ)。長瀞観光の目玉は、渓谷美を楽しみながらの【ライン下り】と、【宝登山】参拝ですが、あいにく雨がパラついたので今回はおあずけ。
マイカーでは、関越自動車道・花園インターが最寄。長瀞駅正面から宝登山神社へ向かう参道入り口の大鳥居が、国道140号線沿いの目印にもなっています。
長瀞駅の周辺には、みやげ物店が数多く軒を連ねていました。
早速、「手焼きせんべい」や「味噌漬け」を購入。
名産の【秩父味噌】で漬けた味噌漬けは、たまねぎや茄子、きゅうりなどのほか、生姜をまるごと漬けたものもあり、日本酒にあいそう!
試食の結果、生姜を購入することにしました。(辛い!)
SLグッズもいくつかあり、見ているだけでも楽しめます。
休日ともなるとSLファンがつめかける秩父鉄道・長瀞駅ですが、平日のせいか、駅周辺は閑散としていました。
駅舎には、たくさんのSL写真が飾られていて、改札やホームにも風情があります。
上り下りともに、1時間に1、2本程度の運行なので、【秩父鉄道】公式ホームページで時刻を確認してから出かけるようにしましょう。電車を待つ間、ホームで記念撮影を。。。
長瀞駅から秩父鉄道に乗車し、三峰口方面へ行くことにしました。途中、車窓には、セメントの積み出し貨車や材木の集積場が広がります。秩父鉄道は、セメントや武甲山で産出される石灰石の貨物輸送の役割を担ってきた歴史があります。秩父鉄道を創りあげた偉人・諸井貫一の「マジョリティがいまをつくり、マイノリティが未来をつくる」という言葉は、日本を代表する経営者の成功訓として語り継がれています。
さて、武州日野駅でいったん下車することに。駅周辺を散策しました。
すると、珍しくも「そば豆腐」のお店を発見!その名の通り、そば粉が入っているヘルシーなお豆腐で、秩父郡荒川村の名物だそう。家族へのお土産に4丁買っていくことにしました。(ちなみに、1丁@210円)
■■佐々木とうふ店 TEL0494-54-1020■■
秩父地方は、旧事記にも登場する歴史あるところです。日本初の貨幣【和同開珎】が発掘された地でもあり、和銅遺跡も観光名所のひとつ。
また、【秩父観音霊場】の34札所めぐりをする巡拝者も数多くいます。
祭事が多い地域ですが、とくに年末に行われる【秩父夜祭】が知られているところ。【鉱泉】が沸くことから、秘湯と呼ぶにふさわしい温泉宿が多いのも特徴です。
おなかも空いたので、長瀞駅と秩父駅の中間に位置する黒谷の【和銅鉱泉旅館】で、昼食をとり日帰り入浴をすることにしました。露天風呂に入ったあとは、川のせせらぎが聞こえる客間でのゆったりとしたお食事で、身も心も満足!
ちなみに西武線を利用する場合、お花畑駅で秩父鉄道に乗り換えることが可能。都心から日帰り圏内ですから、ぶらっと旅にもおすすめです。
■秩父の観光案内は、http://www.chichibu.co.jp/
■秩父観光協会の公式ホームページは、http://www.chichibuji.gr.jp/
■秩父鉄道の公式ホームページは、http://www.chichibu-railway.co.jp/
■長瀞町観光協会の公式ホームページは、http://www.nagatoro.gr.jp/
ラベル:鉄道 秩父多摩甲斐国立公園
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