2011年04月02日

観光地の旅行者減と震後の旅【宜野湾トロピカルビーチ】で

長らくブログをお休みしておりました。さかのぼってお届けさせていただきます。震災による心の傷は、個人の差は多少があれど、一人ひとりの皆さまに深く大きく刻まれているのだと思います。

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祖父の追悼記事を2本、入稿させたあと、息子たちを連れて沖縄を訪ねておりました。
到着した翌朝、宜野湾トロピカルビーチを目指しました。美しく穏やかな海を眺めていますと、津波のことが想いだされて目に涙が浮かびます。ところが沖縄の人たちの優しさに触れ、家族と時間を共有しているうち、心の底から自分が癒されていくのを感じました。大きな時間軸と小さな時間軸との狭間にある旅の効果を、あらためて実感した次第です。

ついつい報道が気になり客室でテレビをつけますと、沖縄県の観光入込客数が、修学旅行のキャンセル・延期を中心に13000人減と報じられていました。しかし遠い沖縄でも、国際通りでは積極的な募金活動が行われ、多くの沖縄の人たちが東北・関東に想いを、優しさを寄せてくださいました。
今回の震災で、これまでの価値観・人生観を大きく変えた人が多かったのではないでしょうか。それは次世代を紡ぐ、若い人たちも同じではなかったかとおもいます。この時期、旅立ってよかった……と、帰京後になりますが、折にふれ報告させていただきます。

ラベル:沖縄
posted by 千葉千枝子 at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 子どもと旅・旅育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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