2011年05月02日

JRグループ管理職向け会報誌・クリエイティブ21【ハーイJR】5月号「親族の被災に遭遇して」を執筆しました

このGW、皆さんはどのようにお過ごしですか。連休の谷間となる今日、月曜日は、短大の授業日でした。「観光を楽しく学ぼう、旅するように学びましょう」との号令に、学生の皆さん、真剣に耳を傾けてくれて、とても嬉しくおもいます。震災や被災地に触れ、テレビの出演番組もウォッチいただいているようでアウトレットの話題にも目が輝きます。先生にも(楽しいな)という気持ちが伝わります。
JRグループ管理職向け会報誌・クリエイティブ21(日本生産性本部)に連載中の【新・ハーイJR】5月号(第3回目)は、「親族の被災に遭遇して」と題して、追悼のエッセイでお届けさせていただきました。

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この連休、ついに東北新幹線が運行を再開しました。あれだけの大きな被害に、本当に早い復旧だったと、作業員の方々の懸命なご努力があったものと拝察します。ローカル線のなかには、駅舎も枕木も、何から何まで全てが流出した路線が幾つもあります。今回の被災地入りでは、釜石線が再開されていて、コトコトと走っているのが印象的でした。しかし気仙沼線など一部の路線は、未だ復旧の目途もたっていないと聞きます。ぜひ、このエッセイの末文をお読みいただければと思います…。




(一部抜粋)
 帰路、父の故郷・陸前高田を車で通過した。木造家屋の多い農村は無残この上もなく、言葉を失した。駅がない、線路もない。若い頃に大志を抱き、夜行列車で上京した父は、「鉄道がなくなれば陸前高田は復興できない」。そうつぶやいて目に涙した。
 被災地以外に暮らす遺族の一人として悲願する。“被災地の鉄道の1日も早い復旧を!”。
ラベル:JR 岩手県
posted by 千葉千枝子 at 21:48| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 千葉千枝子の執筆記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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