我が家では、あの台風のなか高校生の長男が九州へ。そうです、先週、雨の土曜日は、長男の修学旅行の出発日。朝6時に浜松町へ長男を車で送り、午前11時には二男の中学校で修学旅行の説明会へ駆けつけ、そして午後には立教新座でママは観光学会の大会へと、一家が旅色の一日でした。
旅行会社に勤務していた時代、同じ支店内に修学旅行の大きなセクションがありましたので、仕事っぷりや傾向は、よく理解をしていたつもりでしたが…。本当に大きく様変わりしていて吃驚したので、ここでご披露させていただきます。
まず高校。「旅のしおり」たるや驚くほど立派で。その半分がカラー刷りのガイドブックになっています。復路、買った土産で手荷物もいっぱいになるだろうと、隙間のないキャリーバッグを心配しておりましたら、「帰りは宅配便で送るから大丈夫」と長男。賞味期限のある明太子やカステラはハンドルして、キャリーバッグなしで帰京しました。
すると二男の中学校でも、「事前に鞄を現地へ送りますので、前々日に荷物を持参して登校してください」と先生。(えーっ)。宅配便なしには語れない、現代の修学旅行の姿。
二男が再来週、奈良・京都でお世話になりますのは、KNT近畿日本ツーリストさんです。学校で開催された修学旅行説明会では、KNTの若き女性担当者が料金説明をくださいました。「JR代は修学旅行の特別団体割引が適用され…」(うん。うん)と、頷きながら聞く私。詳し過ぎるほど、ブレイクダウンしてご説明くださいます。取扱手数料や保険料などなど、保護者の皆さんに、ここまで詳しく説明するようになったのか…と、これまた感嘆。気が付いたら私、必死にメモっていましたヨ。
でも吃驚は、これだけではありません。中学校の修学旅行、班別行動の日は、なんと「生徒一人ひとりにGPSをレンタル携帯させます」と! あまりに昔と違い過ぎるのでありました…。私の勉強不足でした。もう少し、今世の修旅事情を学びなおしてみようと思います。
ラベル:旅育