2011年08月15日

新盆に釜石へ 迎え火そして盆提灯で【石應禅寺】

東日本大震災で命を落としました祖父・下川原孝と、叔父・叔母の新盆(にいぼん)となる今年の夏。13日の夕暮れ時、迎え火を焚きに、全国津々の親族らが石應禅寺(通称・石応寺(せきおうじ))に参集しました。土地土地によってお盆の風習は異なれど、ご先祖様、精霊たちが子孫累々、元気な私たちに会うために帰ってくださる、ありがたい一瞬です。

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翌朝は快晴。被災地も33〜34度の酷暑です。そして墓参のあとの記念の一枚(「続きを読む」をご覧ください)。私たち笑顔で、おじいちゃん、おじちゃん・おばちゃんをお迎えした様子が伝わるかとおもいます。とはいえ、私自身が生後、初めて帰ったお家が、姿かたちなく更地となったことに大きな喪失感を抱いたことはいうまでもありません。震災後、仏事がさまざま、区切りとなって時が経過しています。

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賑やかな盆提灯が並ぶ石応寺
提灯一つひとつが家々(檀家)の精霊です


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更地となりました下川原宅跡地
復興計画は今秋。より素晴らしい街へと変わることを祈ります


posted by 千葉千枝子 at 00:00| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 日本の名所・旧跡・お城 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして こんにちは
震災で亡くなられたご親族の方のお悔やみを申し上げます。
偶然に貴地釜石を訪れ、貴ブログに掲載された風景が心に残りました。
リンクさせていただきました(ご都合の悪い時はご連絡ください)。有難うございます。
Posted by 藤田象観 at 2012年08月14日 12:29
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