地元の人たちは「ツテツ」と呼んでいるのですね、可愛らしい。津軽鉄道は、津軽五所川原駅と津軽中里駅を結ぶ全長20.7キロのローカル線。最初にまず、芦野公園駅にある「駅舎」という名のレトロな喫茶店で、温か〜い馬まん(「バマン」)と“昭和の珈琲”をいただきながら、走れメロス号の到着を待ちました。元の駅舎を地元NPOが喫茶店として運営しているのですが、まさに太宰の小説「津軽」そのもの。
そして実際に、金木(かなぎ)駅から五所川原駅までを乗車(片道530円)。津軽鉄道には広域的な観光促進を目的に、公募で採用された「奥津軽トレインアテンダント」が乗客と一緒に乗車して、沿線ガイドのみならず、乗客と笑顔で交流してくれます。これがまた、「最果てにきたな〜」と旅情をかきたてるのです。
津軽鉄道の奥津軽トレインアテンダントは、現在7名。そのうちのおひとりは乗車の翌日、私の講演を聞きにきてくださったそうで、ご挨拶できず残念でした。実際の乗車でお世話になりましたのは、竹内さんと葛西さんのお二人。美人なのに気さくで、カメラを向けたら喜んで笑顔を見せてくれました。「走れメロス号」、次回は寒い冬の時期、スルメを焼きながらのストーブ列車で優しさを感じたいなと思います。
■喫茶店「駅舎」(NPO法人 かなぎ元気倶楽部)
■津軽鉄道の公式ホームページ (音声入りです。お仕事中の方は、内蔵スピーカーをオフにしてからクリックください)
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