2012年02月20日

定着したボランティアツーリズム【グリーンピア三陸みやこ】善助屋食堂で

涙腺の緩むことが、しばしばあった旅でした。かつて三陸観光の拠点として開業されたグリーンピア三陸みやこ(旧グリーンピア田老)は、現在、岩手県内最大の仮設住宅が建設されています。被災地の復興に、観光のチカラは欠かせません。現在、複数で記事化を進めていますが、ボランティアツーリズムや津波語り部を組み込んだツアー造成が、被災地を大きく元気づけています。その一つ。岩手県北観光が主催するボランティアツアーで、震災後、6回、8回と都心から足を運んでいるひとたちと、昼食時に居合わせました。みてください、この笑顔。彼女たちの心温まる話を聞いて、ご自身も被災された県の職員の方たちも、目にうっすら涙が…。

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週末ボランティアをする方々と、一緒に写真を撮ってもらいました(掲載に、承諾をいただいております)。
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テレビにもたびたび紹介されたことでしょう。田老の仮設店舗で営業再開した善助屋食堂で、名物の「どんこ唐揚げ丼」(850円)を食べました。“どんこ”、わかりますか? 唐揚げに半熟卵がのっていて、温かいお吸い物がついて、物凄く美味しかったです。週末の夜、バスで浜松町バスターミナルを発ち、土日をボランティア活動に費やす彼女・彼らたち。仮設で営業を再開した食堂もまた、こうした心ある人たちに支えられているのだと実感しました。

もう一枚の画像。宮古・盛岡間を結ぶ通称・106急行バス、岩手県北バスです。帰京の途にバス停へと参りましたら、観光振興情報センターの担当者が見送りにきてくれていました。やっぱり、この時も涙腺、緩みました…。宮古沿岸地区の観光復興の状況を、逐次、発信くださっています。加寿子さん、有難うございました。

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ラベル:ボランティア
posted by 千葉千枝子 at 00:00| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 地域・まちづくり・NPO | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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