2006年11月07日

スローライフ月間in【遠野】女性たちのわいわいフォーラム

hoken.jpg柳田國男の「遠野物語」で知られる岩手県遠野市で、NPOスローライフ・ジャパンが主催する町おこし【スローライフ月間in遠野】が催されています。

去る5日、市内にある遠野健康福祉の里・研修ホールに、遠野の女性が大勢集まり、【女性たちのわいわいフォーラム】「これからの女性遠野物語〜お産の文化も見直す〜」を開催しました。

生粋の遠野っ子、母と同年齢の佐々木トシさんと、遠野市で唯一の助産師【はなまる助産院】院長の菊池幸枝さんをお迎えして、意見交換会の席上に、私も登壇。
遠野を安産の里にしよう!という、なんて壮大な取り組み。。

地域総合研究所所長の斉藤睦さん、NPOスローライフ・ジャパン事務局長の野口智子さんら三人で、まずは寸劇から入った私たち。
waiwai.jpg

壇上の講師席には、岩手らし〜く"お漬物"(大好き!)と市の食生活改善推進員の方がたが手作りしたという小松菜とくるみたっぷりの【あげからす】が、お茶うけとして置かれ、ほのぼ〜のムードで、お題どおり、わいわいとやりました。

盛岡からは(社)日本助産師会岩手支部の小野支部長らが駆けつけ、フォーラム終了後に皆で、記念撮影!!

momiji.jpg医師不在の遠野でのお産は、助産院が中心となって、市外病院との連携が欠かせません。
おおむね、隣りの県立釜石病院か北上病院、盛岡赤十字病院などへの搬送で、難産を乗り切られたそうですが、搬送時間は実に1時間弱。我慢が出来ず、子どもを途中の道すがら、出産させたひとも多くいます。

**美しい遠野の町。紅葉も燃えるよう。。

akegarasu.jpg冒頭ご挨拶された平野智彦・遠野市健康福祉部長は、24時間保育や安産の里実現に向け、意欲をみせておられました。その具体的内容は、というと、岩手医大付属病院との連携で、モバイル在宅ネットワークシステムを導入し、「遠野でお産をしたい」という若いママを歓迎できる体制作りに注力するとのこと。遠野消防署の協力も得て、市を挙げて取り組む所存です。

**これが「あげからす」。まるで、"ゆべし"みたい。私が大好きな、胡桃が入っています。お土産にたくさん戴きましたが、ぜーんぶ、ひとりで食べてしまった。。

スローライフ月間として、今年9月から、様々な角度でイベントが開かれましたが、そろそろ終盤。遠野の秋も深まり、冬支度が始まります。

今回、遠野市役所の皆様に、わずかの時間のなか、遠野の名所をご案内いただきました。追って、遠野の魅力をお伝えします。

■スローライフ月間のブログ記事は、http://chiekostyle.seesaa.net/article/23731281.html

■遠野市(岩手県)のホームページは、http://www.city.tono.iwate.jp/
■遠野市観光協会のホームページは、http://www.tonotv.com/members/kankoukyoukai/
posted by 千葉千枝子 at 12:17| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 千葉千枝子の講演 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック