2012年08月12日

観光土産のヒット商品【気になるリンゴ】ラグノオささき

皆さんが旅先でよく、お買いになる観光土産品。昭和以降、旅行業の隆盛とともに菓子類をはじめ、さまざまな土産品が開発・販売されてきました。観光土産品の市場は一見、ニッチのようですが、実は農水産・加工業における需要に潜在性が高く、奥が深いマーケットです。表層的な捉え方では語ることができない、地方経済の重要な市場といえます。

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津軽地方を中心に北東北で最大規模のシェアをほこるラグノオブランドを展開する「ラグノオささき」さんを訪ね、トップインタビューをさせていただきました。創業から128年の老舗、まるごと一個の林檎をつかった人気の商品「気になるリンゴ」(写真は切り分けたものです)は、私も大好きな一品で、四半世紀ものロングセラー商品です。開発秘話から保存・管理に関する技術の発達、マーケティングなど詳しくお話をいただくことができました。温かいお迎えと貴重なお話を誠に有難うございました。
以前には、このブログでBook型の体裁が粋なリンゴファイバークッキー・太宰治「津軽」をご紹介したかとおもいます。記事はこちら

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カスタードが詰まったふわふわの食感「いのち」シリーズ。脱酸素剤の普及で、通年の商品化がかなった一品です。蒸し菓子製法に古い歴史あるラグノオ。類似の商品を思い浮かべる人も多いでしょうが、技術開発は最古にあるもよう。老舗の和菓子舗だからこそ、編み出すことができた立派な産業技術です。
posted by 千葉千枝子 at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行用品・旅小物・土産・特産 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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