2012年09月16日

奥州津軽のパワースポット【日枝(ひえ)神社】山王坊遺跡

奥州津軽十三湊(とさみなと)。安藤(安東)氏がおさめていた14世紀半ばからの約百年、十三湊は「三津七湊(さんしんしちそう)」の一つといわれ、日本を代表する港として栄えたとされます。それは博多に匹敵するほどの賑わいでした。津軽地方の文化はことのほか高く、それは上方(大阪)との廻船航路の発着点になっていたことが理由とわかります。海上交易で津軽藩は栄え、また鉄を中心とした南部藩、オホーツク文化を祖にするアイヌの人たちの文化が融合しているのがうかがえます。

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十三湖近くにパワースポットがあるというので、訪ねてみました。風変りな赤い鳥居の向こうに、幾重にも質朴な檜の鳥居。【日枝(ひえ)神社】が祀るのは、「山神」さんでした。この一帯は山王坊(さんのうぼう)遺跡が発掘されたことで知られ、かつて栄華にあったのがわかります。自然苔が光を反射して緑が目に美しく、周辺には全長約10キロ弱の遊歩道が整備されていて、ハイキングにおすすめです。場所は、かつての市浦(しうら)村(現在は市町村合併により五所川原市)。霊気を感じる静かな名所です。
ラベル:青森県 五所川原
posted by 千葉千枝子 at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | トレッキング・登山・遊歩道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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