2012年11月08日

青森・大鰐温泉駅近く日帰り温泉の【鰐come(ワニカム)】 “温泉もやし”も販売しています

大鰐(おおわに)温泉、ご存じですか? 星野リゾート界 津軽で、その地名を知った方もいらっしゃるでしょう。朝一番の日航機で羽田から青森空港へ飛んだ私。空港バスで弘前駅に出て、弘前からJR奥羽本線秋田行きで10分ほど、大鰐温泉駅にはお昼前に到着します(もちろん、東北新幹線はやぶさを東京駅朝の8時台利用でも昼過ぎには到着します)。
この大鰐温泉駅近くにある大鰐町地域交流センター【鰐come(ワニカム) 】には、日帰り温泉・鰐の湯や産直コーナー、さらには多目的ホール(ツーリズム創発塾の会合でお邪魔したのは、先日のブログで、すでにお伝えしましたね)もあって、とにかく立派。
レストラン「花りんご」では、大鰐名物“温泉もやし”づくしのお料理をいただきました(画像をご覧ください)。ヘルシーな上に、のけぞる旨さ。産直コーナーで豆もやしが売られていたのですが(1束260円)、「すぐに売り切れるよ」というので早々に、2束買って帰りました(帰京後、自宅で茹でてポン酢でおひたしにしたら、高校生の長男から「もやしって、こんなに美味かったっけ?」と喜ばれました〜)。
実は、この鰐come、かつては町営でした。町をあげてのスキーリゾート開発の大失敗から立ち直り、現在、鰐come、軌跡の躍進劇を遂げています。

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8年前にできた施設だそうですが、広くてとても綺麗。大浴場のほか家族風呂もあって、地元や県外からも入浴目的に訪ねてくるとのこと。この鰐comeに危機が襲ったのは4年前、町の財政破たんから一時は閉鎖も囁かれたそうですが、民間のグループが立ち上がり、町のランドマークを守り抜きました。
現在の管理者・プロジェクトおおわに事業協同組合が設立され、運営を引き継いだのは2009年6月のことだそう。以降、町営時代に比べて230%の伸び率、特に物販は、協力農家が100軒を超え、この3年で売上が4倍にも伸びたというから驚きです。その立役者のお一人、副理事長の相馬さん(画像中)にお話をうかがうと、よい意味での競い合いを軽食コーナーなど随所に導入。感謝の気持ち、おもてなしの精神を理念に掲げて邁進してきたのが手にとるようにわかり、勉強になりました。
あいにくの雨で、この日予定されていた大鰐温泉のまちあるきは、特別にマイクロバスで車窓から。まちあるきをご案内くださったのが、るみ子さんです(画像下)。紙芝居から入るのだそうで、町の見どころが整理されていて、とってもわかりやすかったです。


◆鰐come(ワニカム)のホームページは、http://www.wanicome.com/


posted by 千葉千枝子 at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日本の温泉・和風旅館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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