念願の琉装! 幸先よいです、叶いました。
読谷村(よみたんそん)にある【体験王国むら咲むら】でのこと。琉装体験と組踊のさわりを琉球武家屋敷の舞台上で教えてくださったのは、前日、国立劇場おきなわでプレ鑑賞した3公演のなかで、とりわけ印象的だった演目「かりゆし・かりゆし〜恋するシーサー」の演出を手がけた嘉数道彦さん(右)です。紫色の腰紐の結び方が、一般の和装とはちょっと異なり縦方向。歩き方も教えてもらいました、感激です。庭先で鑑賞できる組踊の舞台「ククル奏(かなで)劇場」での一枚です。
私、満面の笑みでしょう。
実はこちら、体験王国むら咲むらは、沖縄県文化観光事業「琉球伝統芸能絵巻」の公演団体の一つ。こちらでも公演を鑑賞することができます。お食事や体験時間(100以上メニューがあります)も含め、滞在時間は多めにとるのがおすすめです。敷地内には…
スケールが半端ないな…と思っていましたら、実はこの体験王国むら咲むら、今から20年前に放送されたNHK大河ドラマ「琉球の風」のオープンスタジオだったのです。放送後、読谷村に譲渡され、のちに地域活性化と観光に大きく活かされることになりました。「沖縄のククル(心)のリゾートをつくる」をテーマに県内初の体験型宿泊ホテルを擁しているのが特徴で、やっていましたよ、手作りシーサーを親子で体験されています。
さらに敷地内には、沖縄空手・上地(うえち)流の道場や、ダダン筆(購入して帰りました!)の店なども軒を連ねています。どこまでも続く石垣に、赤瓦屋根の武家屋敷。一つひとつのお屋敷(セットとはいえ、しっかり造られています)が、体験工房になっているのです。まるで琉球王国時代にタイムスリップしたような感覚に。
お食事もイチオシです。古民家を改装したそば処【謝名亭(しゃなてい)】でソーキなど肉三種盛りの沖縄そばをいただきました。美味しかったです。古い沖縄の暮らしが感じられ、ざっくりとしたやむちん(焼物)も味があるでしょう。ぜひ、読谷村、那覇から車で1時間、中部観光コースに入れてみてください。
2013年01月06日
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