芦ノ湖周辺を撮影し、国道1号を湯本方面へ向かう道すがら、折角の湯どころ来訪ということで、日帰り温泉入浴施設【和泉】を利用しました。
**立ち寄り温泉の【和泉】には、登山姿の高齢者も多数訪れていました。
しなびた温泉宿の雰囲気と良質な温泉風呂で、大成功!のチョイス。
もちろん、予約なしでのぶらっと立ち寄りでしたから、期待以上だと、旅の楽しさ倍増です。
**早川のせせらぎは、箱根路の旅情をかきたてる。。
箱根のお山を登る旅人の、疲れを癒してくれる"日帰り温泉"施設。
大小豪華なホテル・旅館等の宿泊施設や保養所がたくさん点在する「箱根」のなかでも、箱根湯本駅や箱根登山鉄道の各駅周辺には、こうした施設がいくつもあります。
【和泉】は、箱根湯本駅から国道1号を芦ノ湖方面に。箱根駅伝でも中継ポイントとなる【函嶺洞門】手前の、早川の渓流沿いに佇んでいます。
**函嶺洞門の建設は、関東大震災以降といいます。
入浴のほか、個室を利用したり、食事(出前)をオーダーしたり、持ち込みも可能。嬉しいのは、ひとり客でも受けてくれる点。
お部屋をとらずとも、無料休憩室で休む旅人も多く、リーズナブルです。
それに私が惹かれたのは、【美人の湯】があるってこと!
お肌をすべすべにしてくれるのだそうで、過日日経の記事に書いた通り、「温泉入浴のあとは、洗い流さない」ことにしました♪
**早川沿いの旅館は、どこもしなびた雰囲気が特長。。
実はこの【和泉】、湯本最古の源泉"惣湯"から湯を引いているとあって、古い歴史が。湯本温泉郷のなかでも、北条氏一門の足洗いの場として、多くの武将達が湯浴みをしたことで知られています。
それに、館内・玄関脇ですが、岩肌をそのまま壁に。。横穴式の源泉跡がむき出しで残しているのです。江戸時代に手彫りでほった、引き湯のための洞だそうで、全長56メートルというから驚きます。
**これが館内に遺された洞。内部の見学はできません。
タオルやその他洗面道具、浴衣など、すべて有料ですが必要に応じて購入、貸し出しが可能。飲み物は、館内に自販機(ビールもあり!)が設置されています。
こうした「立ち寄り湯」は、旅の達人になった気分にさせてくれるから不思議!おすすめです。
■日帰り温泉入浴施設【和泉】のホームページは、http://www.hakone-izumi.com
**TEL 0460-5-5361
営業時間は平日11時〜21時、土日祝は10時から(火曜定休)
入浴料は、おとな1200円こども600円(小学生以下)
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