2013年03月08日

東日本大震災から2年 岩手県釜石【呑ん兵衛横丁】“お恵”さんで故人を偲ぶ

あの震災から2年。津波で落命した祖父と叔父叔母の三回忌法要のため、岩手県釜石市を訪ねています。東北新幹線から釜石線に乗り継いで、計5時間という列車での長旅です。私の到着が遅れたため、親族の皆さん、あの養老乃瀧で(釜石の石応寺参道にある養老乃瀧は、震災後、いち早く復旧。赤ちょうちんを灯して頑張ったお店として知られています)、すでに和気藹々。明るく故人を偲ぶのが下川原家流。私も駆けつけ献杯しました。あっという間の2年、辛い出来事でしたが、若くして喪主となり一家の長を務める従弟のこれまでの頑張りには、目をみはりました。悲しみを乗り越えて、身内ながらご立派でした。明日は、お寺さんで三回忌法要のあと、今夜泊まる釜石ベイシティホテルの宴会場で、法要会食の予定です。

釜石市内にはネオンが戻り始めていました。親不孝通りや参道周辺にはスナックやクラブ、それに居酒屋チェーン店が続々開業。とにかく出店ラッシュのよう。母の生家があった大町は、復興計画で、商業ゾーンのゲートウェイになるのだそうで、すでに残った建物の取り壊しが始まっていました。イオンが進出します。
津波で流された釜石名物【呑ん兵衛横丁】。駅近くの仮設に移り、再開後は一度も訪ねることが叶わなかったのですが、二次会で、行ってきました!こちら“お恵”というお店です。

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ママさんは、当時、地元で高校教師をしていた私の祖父の教え子にあたります。御年75歳のベテランですが、お綺麗ですよね。祖父や叔父叔母だけでなく、35年以上前に他界した祖母のことも、よく覚えていてくださって、故人を偲ぶ席となりました。祖父の行きつけだった鈴蘭さんは、すでに廃業してしまったらしいのですが、お恵さんと、話題の尽きない涙半分の弔い酒でした。

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posted by 千葉千枝子 at 23:54| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内のグルメ・レストラン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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