2013年03月09日

東日本大震災 三回忌法要に釜石・石應禅寺へ

地元の人たちは「お寺さん」と呼び、石応寺(せきおうじ)とも読み綴る【明峰山 石應禅寺】は、釜石湾に臨む釜石大観音を建立した、釜石を代表する曹洞宗のお寺さん。こちらの本堂で、9日午前、下川原家の三回忌法要が営まれました。合同慰霊祭とは別の供養の席でしたが、今回、縁故がない四家合同の法要で、他家のご遺族の方と一緒に御焼香をしました。命日が3・11。今回の東日本大震災で、いかに多くの方々が命を落とされたかを物語っています。

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法要あとの帰り道、伯母と車中で、こんな話題が出ました。私の祖母(アスリート下川原孝の妻)は、存命中、鶴見駅近くにある曹洞宗大本山 總持寺(そうじじ)で泊まりの仏道精進をするため来京。そのさなかに倒れたことがありました。昭和40年代の出来事です(当時、釜石で高等学校の教師をしていた祖母は、東京の私立大学を出たこともあり、ちょくちょく上京していました)。
倒れたとの報せに、まずは私の母が鶴見へ駆けつけ、泊りがけで看病。その後、母の姉(私の伯母)が釜石まで連れ帰ったのだそうで、ふと伯母が、往時を語り始めたのです。今は姫路に暮らす伯母。その伯母も、つい最近、鶴見の總持寺へ参拝の機会を得たとのこと。実は私自身、(講師を務める横浜商科大学へ通うときの、ちょうど通勤路に、總持寺が位置します)初講義時に参拝したのですが、やっぱり誘われたのですね、きっと。(ちなみに鶴見の總持寺には、石原裕次郎さんのお墓があります。)

日ごろ信心深さが足りない私ですが、こうやって日本全国寺社仏閣を訪ねるとき、何かに導かれているのを感じることがあります。目にはみえない縁、結びつきだとか日々の行動にも何か真理があるように思えてきます。、非科学的な話ですが、そんな思いの今回の三回忌法要でした。







posted by 千葉千枝子 at 23:33| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | ライフスタイル全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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