春の卒業シーズンが近づき、春休みにディズニーランド行きを計画しているご家族も多いことでしょう。
先々週、息子が通う小学校では、6年生全員で、卒業旅行と称し、日帰りで東京ディズニーランドへ行きました。教師の引率があっての学校行事で、卒業間近の子どもたちは本当に嬉しそう。広い園内を、グループを組んでまわったといいます。
実は先週、東京ディズニーランド遺失物係のかたから、急に自宅へ電話が入りました。息子のものらしき"財布"が、みつかったというのです。紛失したことを聞かされていない私は、びっくり仰天。息子に問いただしたところ、気がついたら無くなっていて、自分から届け出たというのです。(心配かけまいと、私に黙っていたのでした。。)
特長を訊ねられ、どうも息子の財布に間違いはないようです。しかも、現金も全額無事でした。
「ディズニーランドのほうにいらっしゃる、ついでのご用事はございますか?」と係りの女性。何せ多忙を極めていたときだけに、「用事」と聞かれれば。。。
「そのような用事はないですが、引き取りにお伺いしたほうが宜しいですよね?」と返したところ、ご親切にも書留で郵送してくださったのです。
ここに、ウォルト・ディズニーのポリシーの凄さがあるのだと、あらためて感動した私。諦めかけていた財布が、中身も含め無事だっただけでなく、迅速に、かつご丁寧に(郵送料も負担してくださって)手元に送り届けてくれるなど、近ごろの日本ではあまり考えられないこと。子どもの夢を壊さない、その徹底ぶりに、度肝を抜かれた次第です。
かつて、オリエンタルランド社にご勤務される、退職者ご夫婦を対象にしたセミナーを、数回担当させていただいたことがありました。海外への渡航経験が豊富な方々ばかりで、第二の人生の、ライフスタイルとしてのロングステイを、大変興味深く聴講してくださいました。
重ねて、感謝するばかり。。。
近年ないような嬉しい話だったので、特筆しました。
■東京ディズニーランドのオフィシャルサイトは、http://www.tokyodisneyresort.co.jp/tdl/
2007年02月26日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバック