
何が凄いって、店内の壁に描かれた棟方志功の壁画と工芸品、美術品の数々。ここで、あの棟方志功に遭えるとは…(昨夏、青森の棟方志功美術館に伺ったばかりです)。こちらのお店をご案内くださいましたのは…、
NPO法人 桐生再生の代表で観光ガイドも務める清水宏康さんです。“るるぶ桐生市”の巻頭で、まち歩きをご案内されているので、ご存じの方もいらっしゃるでしょう。その名の通り、桐生の再生に第二の人生をかける必殺仕掛け人!?情熱が伝わります。その清水さんのガイディングで、知ったこと…。
実はこの壁画。志功が描いた直後に、裸婦像がいかがわしいという理由から、上塗りして隠してしまったそうな。とはいえ、こうやって甦らせてみると、それはもう、今しがた描かれたかのような、いきいきとした躍動感で溢れています。上手に下の画を遺す技術で、上塗りしていたんですって。



私がいただいたのは、馬小屋カリー。懐かしい味で美味な一品でした。この芭蕉さんには、馬をかたどった美術工芸品のコレクションがたくさん。二階にもお席があって、志功の画を鑑賞しながらお食事できる間取りです。