産業遺産といいますが、桐生は遺産ではなく、まさに生きている産業観光のまち。1907年創業の【
泉織物】さんへうかがい、伝統工芸士でもある泉太郎社長にご案内いただいて、織りと染めの製造工程の実際を見学させていただきました。「桐生に、できないものはない」との弁を、先述した清水さんからうかがったとき、(桐生は)織物のまち…と認識していた私はびっくり。渡良瀬川と桐生川に挟まれたこのまちでは染めもさかんで、繊維産業のすべてが集積していると知らされました。そして、これら最高の技術が今、海を渡って遠くベトナムなどで活かされているのです。
泉織物さんでは、生糸や紋紙、さらには織りの工程などを見学して、商品に至るまでの製造工程を観ることができます(要予約)。
富士銀行勤務時代に門戸を叩き、花嫁修業のつもりで取得った着付師範のお免状。今の仕事では、なかなか着る機会がないですが、50歳を過ぎたら着物を着る機会を増やそうとおもっています、見学の最後に、伝統工芸品の桐生絞(しぼり)を拝見させていただきました。それが一目で気に入り、購入した反物がコレ(手にした画像、右が泉社長さん)です。製造元なので、仕立て代も入れて驚くほどのお値段でした。今、名古屋帯に仕立てていただいています。出来上がりが楽しみです
posted by 千葉千枝子 at 00:00| 東京 ☁|
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体験と交流・日本文化・お着物
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