2013年05月25日

ノコギリ屋根の織物参考館【紫(ゆかり)】で機織り体験

動態展示の(機器を稼動させて展示する)方法で、織物参考館【紫(ゆかり)】では、さまざまな産業体験ができます。国の登録有形文化財に登録された工場群は、ご覧ください、ノコギリ屋根。採光を一定にするために北窓に、そして音を乱反射させて騒音を和らげる効果があるということです。私も機織り体験をしてみました目

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桐生織物参考館【紫(ゆかり)】を運営する森秀織物の長谷川社長が廻しているのは、現役の八丁撚糸機です。泉織物にも在りました。今も稼働する八丁撚糸機は、日本でもわずか数台とのことで、さすが日本を代表する産業のまち・桐生です。

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桐生はお召(おめし)のまちでもあります。
かつて私の母が嫁ぐとき、お召を誂えて持参したと聞きました。そのお召は大学卒業のとき、袴に合わせて私が袖を通し、譲り受けて手元に置いています。お召とは縮緬の一つで、徳川十一代将軍・家斉(いえなり)が好んでお召し(着用)になったことが由来だそう。桐生お召は、今もこの地で脈々と受け継がれているのですね。勉強になりました。

posted by 千葉千枝子 at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術館・博物館・伝統芸能 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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