仁川に日本租界が置かれたのは1883年のこと。先にご紹介した旧日本第一銀行も、租界ができてすぐに誕生しました。仁川駅から歩いてすぐ、開港場近代歴史文化タウンは、まさにこの日本租界と、ときの清国(中国)租界の境界線を、興味深く見ることができます。ご覧ください、この石階段。右の石灯籠は日本式、左は中国でみられる形の灯籠です。
向かって左から先に、チャイナタウンが広がります。そして右手に旧日本人街が、再現整備されているのです。
この石段の先には、【自由公園】があります。孔子像、そしてマッカーサー像も佇んでいるとか。時間がなくって上がれませんでしたが、海外から集まった記者で、グループフォトを撮りました。香港や北京からの女性記者たちがチャイニーズサイドに、そして「チバサン」と呼んで右側ジャパニーズサイドへ私を誘ってくれました。
心から、「今、アジアの歴史の交差点にいるんだな…」という感慨を得ました。ぜひ、一度、訪ねてみてください。
2013年06月30日
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