2013年09月23日

【復活!釜石まるごと味覚フェスティバル】おいしい釜石コンテストで審査員を務めました

本日も、僭越ながらステージに登らせていただきました。場所は、生まれ故郷の釜石。新浜町魚市場で開催された【復活!釜石まるごと味覚フェスティバル】の特設ステージです。この食の祭典は、実に3年ぶりの復活開催。沖縄や横手(秋田)からも出店があり、大勢の来場者で賑わいました。そして今日、「おいしい釜石コンテスト」の最終選考会が行われました。そこで、審査員を務めさせていただいたのです。

P9237179a.jpg


このコンテスト、よくある普通の料理コンテストではありません。各部門で1位になった作品は、JR釜石線に近く走る予定のSL列車の車内販売品として、実際に商品化されるというもの。壇上では有難いことに、釜石市・野田市長のお隣に座らせていただき、試食もさせていただきましたが(我を忘れて、食べまくりました)、出品者のお声…震災からの復興とご家族への想いやご苦労を聞いているだけで、なんだか涙目になってしまい、つい一票入れたくなる温っかムードのコンテストでした。画像の一番手前の方が、見事グランプリを受賞された小澤敬子さんで、作品名は「漁師の娘が作った弁当」です。おめでとうございます。
1位に輝いた方はもちろん、最終選考に残られた皆さん全員に、審査員長でもあります野田市長から、賞状と記念品が手渡され、和みのご講評も。そして私は壇上にありながらも、写真をバシバシ撮りました。こうした取り組みが、復興を感じさせますもの。

P9237158a.jpg


P9237277a.jpg


P9237221a.jpg


おかず部門は接戦でした。僅差で栄冠を勝ち取ったのは、藤原妙子さんの作品の「福徳丸のイカづくし」(左の作品)。でも、いずれも素晴らしい作品で、本当に悩みました。第二次試食審査では一位だった「佃煮小ざかなくん」という作品が、実に美味しく、釜石らしかったので、何かの形で商品化できたらよいなと思いました。「ふぃっしゅバーグ」も紫蘇の味がきいていて、絶品でした。

P9237255a.jpg


P9237275a.jpg


スイーツ部門では、堂々「釜石・鉄鉱石シュケット」が受賞。以前から「鉄をテーマにした食があるとよいのに」と思っていましたが、味よく食べやすく、市民投票でも一番人気でした。きっと、橋野高炉世界遺産候補の追い風もあったはず。
ちなみに私たち審査員も、お弁当箱で投票です。どれだけ高くお弁当箱を積むことができたかで、最終選考は競われました。

P9237276a.jpg


審査員のお一人・三浦紘子さん(上の画像)は、釜石東部漁協の女性部長さん。今回の出品者や協議会委員には、各漁協女性部の方々もいらして、東北女性のパワーを感じました。料理上手が多いのです。
さて、コンテストのあとは会場で、釜石で水揚げされたサンマや釜石ラーメンを食べたり、中村家さんの海宝漬をはじめ、たくさんの海産物を買いました。お得値でしたよ!
posted by 千葉千枝子 at 23:39| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 千葉千枝子の講演 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック