2014年05月18日

近代化産業遺産【十和田ホテル】十和田西湖畔の歴史ある名ホテル

本当に久しぶりの十和田湖でした。週末、八戸に前入りして翌日からの青森十和田への旅。今回のお泊まりは、あの【十和田ホテル】。湖畔を見渡せる高台にあり、秋田県側に位置します。1964年の東京五輪を前に、日本を訪れる外国人観光客のために秋田県が政府の要請を受け、五輪前年にオープンさせたという、由緒あるホテル。東北の宮大工といえば有名ですが、当時、秋田・青森・岩手の3県から80人もの宮大工を集めて技術を競わせ、木造三階建ての本館ができました(本館に泊まりました)。こちらが、ときの昭和天皇をお迎えされた玄関の今の様子。登録有形文化財であり、近代化産業遺産のホテルなのです。

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天然の秋田杉をふんだんに使用したつくりで、杉の皮が内装にも用いられ、神々しい雰囲気。朝早く、外観を撮ろうと外に出ましたら、ホテルの方が何度も撮ってくれました。それで、引きで撮っていただきました一枚、掲載します。ホテリエの皆さん、高いホスピタリティです。近年、さびれた十和田ですが、本当に頑張ってもらいたいなと感じました。

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お食事も秀逸でした。小坂産桃豚と桜エビ、春キャベツの陶板焼きは、塩味のつけダレで。昭和チックな洋皿は、十和田湖和牛のステーキです。お箸で食べることができる柔らかいお肉は、ご年配の方にも優しいですよね。(ちなみに前泊した八戸でも藤田観光グループ(八戸ワシントンホテルさん)にお世話になりましたが、十和田ホテルも藤田の系列です)。

2020年の東京五輪を控えて今、あらためて1964年東京五輪の時代に思いを馳せました。十和田ホテル・・東北の宝ですね。また泊まりに行きたいです。


posted by 千葉千枝子 at 22:52| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内のホテル旅館コンドミニアム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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