2014年10月27日

離島のラグジュアリー【星のや 竹富島】島民との共存共栄を、この目でみて・感じて

歩いてみないとわからないこと。私のような仕事は、まさにその連続です。その連続性のなかでも、「ああ、ここに誘われて来たんだな」と感じることがあります。今回は、そんな感じでした。
離島のラグジュアリーで知られる【星のや 竹富島】。地元の方たち、島民との対話を幾度となく重ね、オープンしたのは2年前。実は竹富島は、島の主要な地区が重伝建に指定されているため、新しい建物を建てることができない島。まるで時間が止まったかのような(それを「島時間」というのですよね)、そんな錯覚にとらわれる不思議な島です。土地の暮らしや伝統を、まずはまちなみ館(竹富公民館)で拝見。ひたすらまち歩きをして、“ゆんたく”をして、人造物が似合わないはずのこの島に、リゾートが島民と共存共栄するさまを、この目でみて・感じてきました。ちょっと、目からウロコでした。

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素敵な赤瓦の一軒家が客室です。バスタブにゆったりつかって、旅の疲れをとりました。
それぞれ趣(顔・形)の違うシーサーが屋根のど真ん中で、マイヤシ(家の前の目隠しにあたる方角)を向いています。

客室の趣はシーサーと同様、それぞれのようですが、私が滞在したお部屋には、解放感をもたらす素敵なバスタブが。パウダールームには星野特製の月とうバームや入浴用のハーブが用意され、早速私も、身体磨きを始めました(笑)。

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スタッフの皆さんのウェアが気になります。ドイツのデザイナー、ヨーガン・レールさんの作品だそうで、草木染の柔らかな風合いが島旅エスニックを醸しています。単なるルームサービスというファストな観点ではなく、お部屋での本格的なお食事が可能なのも星のやさんの特徴ですが、私たちはダイニングレストランで、創作フレンチをゆったりいただきました。石垣の地ビールや、綾ちゃんイチオシの請福の梅酒で完全、島時間です。


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チェックアウト寸前、立大観光学部で観光学を学ばれたという澤田支配人のインタビューが叶いました。ご家族で竹富島に移り住み、この星のや 竹富島に全力投球されてらっしゃるのを感じました。その想いをうかがうにつれ、リゾートの在り方、ローカルとの共存共栄の大切さをあらためて実感。私が、この現実を皆さんに(特に県内の皆さんに)お伝えしたいとおもいます。






posted by 千葉千枝子 at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 国内のホテル旅館コンドミニアム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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