先日の奄美取材で、すっかり着物熱が再燃。よい歳になったので、タンスの肥やしに風(袖)を通してあげようと今年は、準備を始めました。
絞りのお着物や帯が私、大好きで、特に浴衣は逸品【有松絞り】がおすすめです。日本が誇る伝統工芸品ですが、なかでも藤娘きぬたやさんの浴衣やお着物、帯は、とても大切にしています。今の著述業につく前のことですが、幾度となく水天宮の卸店や港区商工会館での展示にうかがい買い求めました。愛知・有松の工房を、近い将来見学したいなとおもっていて、ですが、なかなか叶いません。年齢を重ねても、絞りの浴衣は祭りに映えます。今日は浴衣と入手したばかりのミンサー帯をお目にかけます。
藤娘きぬたやさんとの出会いは、雑誌「美しいキモノ」で長年、着付けを担当されていた美容師さんからのご紹介でした。こちらの画像は、藤娘きぬたやさんの商品ではないのですが(西武百貨店で若いころ求めました)、やはり絞りの浴衣でお気に入りの一枚です。藍は、さめてもまた、風合いがあります。
この季節になると、そろそろ浴衣を誂えたくなります。先日、手に入れたミンサー織(石垣の八重山みんさです)に合わせた一枚をと、ただ今、思案中。少しゆっくり、心を豊かにしたい気分でいる私からの、連休中のお届けです。
2015年05月02日
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