2015年06月28日

月刊レジャー産業資料7月号・連載【観光でビッグチャンスをつかめ!】その名も「ウーバー」 新たな配車サービスにみるトレンド

月刊レジャー産業資料2015年7月号・連載【観光でビッグチャンスをつかめ!】に、「その名も『ウーバー』 新たな配車サービス」と題して、記事を執筆しました。

運輸業は、旅行業において宿泊産業と同じくらい密接で、旅客輸送のみならず、貨物にもまた目を向けないと、戦略絵図が描けないことは皆さんもご承知の通り。ロジスティックスも、知れば知るほど面白い分野です。そもそも運輸業は国の基幹産業であり、多額の資産を保有するため、価値創出がしやすいという利点もありますから、(取材対象として)追いかけていると、私自身、とても楽しいんです。
さて、先日のマニラで、航空会社勤務の知人に教えてもらい、初めてUber(ウーバー)を利用して驚きました。日本にもウーバーはすでに上陸していますが、営業許可についてなかなか紐解けないでいました。訪日外客が益々、増えるなかで、わが国の一般乗用旅客自動車運送事業について考えさせられる日々でして、そんななか、私が暮らす麻布界隈では近ごろ、日産NV200のイエローキャブをよく見受けます。これ、大型のスーツケースがたくさん載せられて、本当に便利でしょう?

IMG_2065_edited.jpg


ここからUberのお話。国内では、第二種旅行業に登録している点がミソです。日本の旅行業法、旅館業法の隙間を縫うビジネスが、インバウンドの急増で加速しているのがうかがえます。記事なかで使用している画像がコレ。


uberblogIMG_0009.png


乗車から降車までが、グーグルマップで表示され、クレジットカードから即時引き落とし、配車のときにドライバーの顔がわかる仕組みで、安心安全なことからフィリピン政府は国家省令として、このウーバーを旅客輸送として認めています。知人のスマホ画面、精算時のキャプチャを挙げさせていただきました。去年、ヒット番付で横綱(日経MJ)に輝いたインバウンド消費。もう拡がりが早すぎて、追いかけきれない感じですふらふら


posted by 千葉千枝子 at 16:10| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 千葉千枝子の執筆記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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