近ごろ大人気のパワースポット、愛知県蒲郡市の【竹島 八百富(やおとみ)神社】を参拝しました。
投宿した蒲郡クラシックホテルから徒歩でいくことができ(というか、クルマでは橋に入ることができません)、島内巡回所要約40分という、小さな島です。
ここ竹島は、名古屋の繊維問屋・滝兵(たきひょう)五代目が、対岸に常磐館を開業したことに端を発します。大正元年のことだそう。
昭和に入ると、東京の資本が流れてくるようになります。鉄道省によるリゾート開発が本格化するなか、昭和9年には山側に蒲郡観光ホテル(現在の蒲郡クラシックホテルの前々身)が建てられます。昭和9年といえば、今年85歳になる父が生まれた年。歴史を感じさせます。
風が強いなか、ひとり一眼レフを持って島をめざしておりましたら、ボランティアガイドの方が声をかけてくださいました。
この写真は、ご一緒にと帰り道にお願いして撮っていただいた一枚です。
風が強いのがおわかりでしょう。
3月も下旬というのに、風で体温が奪われて、とても寒かったです。ハンドクリーム用に持参した白手袋を持っていって、正解でした。
かつての常磐館は、今は「海辺の文学記念館」に。
「ぜひ、お立ち寄りになるとよいですよ」と教えてくださったのも、こちらのガイドさんです。
博学で、とても勉強になりました。
竹島に祀られているのは、5つの神社。八百富神社は、そのひとつで、ご利益は開運・縁結び・安産だそうです。
すべての神社を参拝して、ご朱印をくださるのは2つの社務所のみとのこと、いただいて参りました。
ちなみに、5つの神社すべてをお参りすると、一生の幸いが得られるとも言われているそうです。
蒲郡をひとりで訪ねたのは、日本全国、クラシックホテルを一通り、訪ねることを目的にしてのことでした。
なので、ホテルのダイニングから望む竹島のことを、事前によく調べず、わからないまま導かれるようにして橋を渡りました。
「もうここで、いっそ人生を変えたいな」と感じていたときに、竹島に出会えてよかったです。
すっきりした気持ちになれました。
ちなみに、ボランティアガイドの方に少しばかりでも御礼をと、心付を差し出しましたが、固辞されまして。お名前様もうかがえぬまま、失礼することになりました。
無償ボランティアの鑑ですね。
この場を借りて心から御礼申し上げます。ありがとうございました。
2019年03月24日
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