私自身、研究者人生の集大成になります。
東北福島への観光復興に向けた本格的な支援、後世に語り継ぐための記録と研究。そう決意した私が最初に向かったのは、東京2020の聖火ランナーがスタートする【Jヴィレッジ】です!
1997年7月20日グランドオープン。そこからさかのぼること1994年、東京電力が福島県にサッカー・ナショナルトレーニングセンター構想を提案したことから誕生した施設です(「J-VILLAGEーー復活までの軌跡ーー」より)。双葉郡楢葉町と広野町にまたがる広大な敷地に開発されたJヴィレッジ。震災直後は、福島第一原子力発電所の前線基地になりました。ちょうど事故地点から半径20キロの距離に位置していたのです。
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眩しいほどの緑がピッチを覆う、天然芝のフィールド。私が到着したときは、オレンジ色のビブスをまとった少年たちが、元気にサッカーボールを蹴っていました!感慨ひとしおです。
センターハウスを中心に、S棟、N棟、そして今年オープンしたばかりのAnnex棟とで構成される【HOTEL J-VILLAGE】。それぞれの棟に大浴場が併設され、レストランやカフェ、研修室や宴会場、コンベンションホールなどを擁した、大変充実した施設です。画像でお届けします。

事故後もずっと、Jヴィレッジを見守り続けてきた田中取締役に温かいお出迎えをいただきました。(ご本人にご了承をいただきましたので、掲載させていただきます。)この場をかりて御礼申し上げます。

こちらが、今回宿泊したAnnexアネックス棟の客室です。シャワーブースのほかトイレが独立しており、アメニティも充実。アネックス棟は、シングル利用を主に設計されており、このクオリティで、おひとり7600円から。会議室等もリーズナブルな料金設定で、シンポジウムなどの利用にも最適と感じました。新生Jヴィレッジでは、早速結婚式も行われたとのことでした。

センターハウスの様子。開放感のあるつくりです




左手8階建ての建物が、アネックス棟です。最上階には展望露天風呂があります。各棟に大浴場があるので、客室はシャワーブースのみのスタイルになっています。


レストラン「アルパインローズ」で、ブッフェ形式のお夕食を楽しみました。ラグビーアルゼンチン代表応援フェアの開催中でした!
まもなく開幕のラグビーワールドカップ2019では、アルゼンチン代表がJヴィレッジに滞在することが決まっています。これからは、サッカーに限らずラグビーフットボールの利用者も増えていくものとおもわれます。
ここJヴィレッジは49.5haの広大な敷地のなかに、スタジアムやフィールド(全9面)のほか、全天候型練習場Jヴィレッジドームが、昨年オープンしたばかりです。


全天候型練習場Jヴィレッジドーム。天候に左右されないので、ドローンを飛ばすなどの利用もあるそう


従来施設のS棟サウスウィングには、プールや最新鋭の機器を揃えたジムが

事故後長らく、東電社員の待機所として、1室4畳間の仮設住宅があったJヴィレッジスタジアムも
今はすっかり蘇り、観客を迎え入れる準備が整った
今はすっかり蘇り、観客を迎え入れる準備が整った

翌朝はピッチにも立たせていただきました。
新生Jビレッジ。これからです!!ぜひまた、ゆっくりうかがいます。
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