その一端しか垣間見ることができませんでしたが、皆さん元気でやっていてホッとしました。
バンコクでは労いの場も少々、設けさせていただき、彼らが投宿するホテル近くの「Clockwork」というお店で、ささやかな食事会も開催しました。
最後の最後、私自身がdelayに見舞われるとは……。
搭乗予定の全日空878便バンコク発羽田行きが、3時間ほど遅延すると連絡がきたのが当日の未明、01:38のことでした。
機材繰りがあわないとのことで、結局、羽田到着は日をまたぎ、翌24日の00:44。機内アナウンスでは、最大に近い巡航速度で羽田をめざしてくれたようですが、それでも手荷物を受け取り、出口をでたときには25時をとうに過ぎていました。
今回、トラブルに巻き込まれて初めてわかったのですが、海外旅行保険の航空機遅延費用特約は、”6時間以上の遅延”でないと補償されないのですね。毎回、この特約を付加して加入するようにしているのですが、お世話になったことがありませんでした。
事前にメールで問い合わせたところ、今回のケースは対象外とか。
遅延は、わずか3時間。ですが到着は深夜で、電車もバスもありません(厳密には、02:20羽田発のリムジンバスがあり、利用しようか迷いました)。今回、全日空では、宿泊・交通費という名目で、一律1万5千円を支給すると、降機の折にアナウンスがあり、出口付近で受領をしました。
そこからが大変で、羽田空港国際線ターミナルのタクシー乗り場が長蛇の列です。
開業当初の場所から、乗り場が少し移動したようですが、これではタクシープールも再々の整備が必要な模様。
今回、バンコク・スワンナプームのタクシーレーンが大幅に整備されていたのに衝撃を受け、また、感動もしたのですが、羽田は残念な情況でした。
せめてもの救いは、偶然ですが乗車したタクシーがKmさんで、大変ホスピタリティが高かったこと。
運転手さんと、あれこれ話しているうちに、あっという間に自宅へ到着。しかも、運賃定額制(羽田空港定額タクシー)に切り替えてくださって、本当に助かりました。
帰宅は午前3時をまわったあたり。
今からちょうど25年前に、添乗の仕事で欧州線が大幅にdelayして、こんな深夜に帰宅したことがあったな、と思い出しました。
スワンナプームでは、ラウンジ利用券をいただくなどの配慮もありましたが、老体にはきつい帰国となりました。
若い皆さんは、折り返しの滞在、アユタヤでのインターンシップなど、どうぞお気をつけて。
元気に事故なく帰国されることを祈っています。
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