2019年12月28日

台湾 北投温泉【日勝生 加賀屋】日勝生加賀屋国際温泉飯店に泊まりました

日本のおもてなしの輸出といわれた金沢・加賀屋さんの台湾進出。今回の台湾出張では、その【日勝生 加賀屋】さん、日勝生加賀屋国際温泉飯店に泊まりました。開業されてからもう、9年も経ったそうです。取材にうかがったことはありましたが、泊まるのは初めてでした。

日本の大学を卒業されたローカル採用の仲居さんたちは、日本語で、きめ細かな対応をしてくれました。皆さん、和倉温泉加賀屋さんで研修をこなされたそうで、自身で着付けもできるように教えてもらったのだとか。

お料理は、まさに日本の味そのものでした。料理長の腕が活きています。器も九谷焼を中心に、私たちに馴染むものばかりでした。
まずは到着後、客室でのお抹茶と和菓子。おうすで、とても美味しくいただけました。何か、ほっとします。

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冬日和のお献立、前菜は伊達巻や砧巻きが並びます。

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まさか、ここ台湾で美味しい土瓶蒸しがいただけるとは、驚きました。

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仲居さんいわく、日本人利用者は約2割、あとは台湾の方がほとんどで、インバウンドは香港人だそう。

大浴場は日式で、皆さん裸で入っていました。エレベーターは、忌み嫌う数字の階が温泉マークで、大浴場です。
客室にも湯量豊富な温泉がしいてあり、内風呂にする方も多いそうです。かつて、他人と裸で湯に入るのは日本人くらい、とよく言われましたが、台湾の方はいち早く、日本の旅館の作法に慣れたのでしたよね。

客室にあった浴槽にも、なみなみと温泉が注がれる様子は気持ちがよかったです。

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MRT新北投駅から歩いてすぐの場所ですが、淡水線の北投駅から無料シャトルバス(要予約)があります。ベンツのワゴンでした。
到着すると、仲居さんたちが整列してお出迎えしてくださいます。

北投温泉郷には、以前、台湾本を出版したときに取材に行って以来。2005年の出版でしたから、15年ぶりということになります。
そのときは水美さんがオープンしたばかりで、遊歩道も整備されていませんでした。
ここまで北投が綺麗になっていたとは、驚きでした。


宿に荷物を置いてから、夕方少し散策しました。地熱谷や図書館など、みどころが多く、観光客も大勢、そぞろ歩いています。

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久しぶりに、本家・和倉の加賀屋さんにも伺いたくなりました。
そして海外のお宿はつくづく、泊まってみないとわからないものと感じました。








ラベル:台湾 北投 旅館
posted by 千葉千枝子 at 23:15| 東京 ☀| Comment(0) | 海外のホテル・コンドミニアム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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