2020年07月27日

第1回【葛西海浜公園の保全と活用に関する有識者会議】に出席しました

都民はもとより県外の人たちからも親しまれる葛西臨海公園。江戸前の海の幸とその生態系を守り、海にまつわる学びの場として、はたまた海浜レジャーの拠点、憩いの場として、年間130万人以上が訪れます。
私も息子たちが子供のころは、手作り弁当とレジャーシートをもって車でよく訪れました。

今日は、第1回【葛西海浜公園の保全と活用に関する有識者会議】に出席しました。
本来、年度末に予定されていましたが、新型コロナウイルス感染症の影響で延期となり、本日の開催となりました。
今年の梅雨はかつてないほどの長雨で、今日あたりが梅雨明けかと期待していましたが、もうしばらくのガマンが必要のよう。とはいえ、海浜公園の視察時には晴れ間ものぞいて、涼しい海風が心地よく、身も心もほぐれるような解放感がありました。

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海浜公園と臨海公園との違いがわからない方も多いとおもいます。

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葛西「海浜」公園は臨海部の2キロメートル四方をさし、その一部の湿地帯が昨年2019年に東京都で初めて、ラムサール条約湿地に登録されました。この海浜公園の保全と活用をどのように進めてゆけばよいか、そうした審議を行ってまいります。
ここには人口渚が2つあり、今日は西なぎさを見学しました。
東なぎさは調査研究以外の目的では、立ち入りが禁止されています。

臨海公園一帯は、コロナの影響で一時閉園していましたが、すでに解除され、海水浴は可能でライフセーバーもおり、地元NPOの方たちも活動を再開していました。浜辺を散策する人の姿があちらこちらでみられます。
ちなみにライフセーバーは、浜辺だけでなく沖合にも配置されており、管理が行き届いていました。

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葛西臨海公園が位置する江戸川区の、海浜の歴史がモノクロの画像とともにパネル展示されています。
また、公園の敷地内ではBBQもできます。withコロナで、自然共生の野外BBQやグランピングに注目が集まっていますが、23区内にこうした施設があるのは嬉しい点です。
視察してあらためて、海上公園事業の大切さを感じました。

これまで水族園の今後のあり方等に関して、観光の視点から緑地公園の案件として微力ながら委員を務めさせていただきました。
今回は海浜公園という港湾の事案で、角度も異なります。
そして今回、葛西臨海公園は、東京都が世界に誇れる公園であるとの認識をあらためて感じました。

視察と会議の事後、皆様とお別れしてのち水族園に久しぶりに立ち寄りました。
こちらは密を避けて、現在、予約制で来園を受け付けています。ご注意ください。

回遊マグロの大迫力を堪能して、生きている珊瑚、そして可愛いフェアリーペンギンにも挨拶しました。
上述した会議で議論になった点、焦点のその後が気になり、覗いてみると……。

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ありました、
江戸前のお魚と、そして学び。
普段、食卓にのぼるお魚が、どのような生態で、どこに生息し、いかなる流通で私たちの口に運ばれるのか。
それがわかる展示手法がとられていました。

館内レストランのSea Windも営業中。歩き疲れたので、「アジフライ丼」をいただきました。
税込み957円。ちょっとお高めですが、満腹になりました。
展示は時節柄、ウナギが主でしたが、ちゃんとアジフライも”東京都の海”コーナーに模型展示されていまして、こうしたストーリーが嬉しいです。ただし、リアルうな重は、メニューにはありませんでした。

売店も館内と入り口近くの2店舗、営業しています。
奮発してクロマグロのぬいぐるみ2200円税別をお土産に買いました。(どのようなものが売られているかを拝見するのも私の仕事なので…。just looking では申し訳ないですもの)
やっぱり葛西の目玉は、なんといってもマグロですから。








posted by 千葉千枝子 at 19:00| 東京 🌁| Comment(0) | 千葉千枝子の講演 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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