一時期、おふきんをこぎん糸で創ったことがあるのですが、もっと本格的にやってみたいと常々、考えていました。以前、青森県をたびたび訪ね、その魅力に憑りつかれていたのですが、なかなか取り組める時間がなくて。ですが、この夏は一念発起。在宅時間が長いので、PCに疲れたときは運針で、心を休めることにしました。

モチーフは東北。南部鉄器と赤べこから始めました。

テキストだけでなく糸も布も針も、今はインターネットで宅配してくれるので、大助かりです。
ビーズなどを使って針山を創るのも好きで、自宅には針山がたくさん

宮城のこけし、青森のりんご、山形のさくらんぼ、イタヤ馬は秋田。
東北6県で、ミニバッグを創りました。こちらがA面。
B面は、モドコの練習です。麻布に木綿の糸で地刺しをする津軽こぎん刺しは、江戸時代、木綿の着用を禁じられていた青森津軽の農民の間で編み出されました。幾何学模様が繊細で美しく、手仕事っていいなと感じさせます。

持ち手をつけて出来上がりました。
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