2021年06月29日

軽井沢のクラシックホテル【万平ホテル】本館アルプス館に泊まりました 

梅雨の合間の晴れ空のなか、北陸新幹線で軽井沢【万平ホテル】をめざしました。
明治27年(1894年)、軽井沢初のホテルとして開業した万平ホテルは、「日本クラシックホテルの会」のメンバーホテル。江戸時代の旅籠・亀屋が由来です。

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まさに26年ぶりの訪問でした。画像でお届けします。



客室は、本館アルプス館の2階。昔ながらの空間です。国の登録有形文化財です。

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家具は軽井沢彫りが施され、バスタブは脚付きでレトロです。
近代的な新しいホテルもよいですが、ほっとできる和む客室のつくりです。

今回の目的の一つに【史料室】の見学がありました。

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昭和の激動を駆け抜け、進駐軍に接収されるなど、幾多の困難を乗り越えて今に至ります。

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夕食は【メインダイニング(大食堂)】でフレンチ。
壁面を彩りよく飾るステンドグラスの一つが、籠による行列と浅間山。クラッシックカーでゴルフという絵柄と並びます。

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信州サーモンのマリネにはフレンチキャビアクリームが、真鯛のポワレはオレンジ風味のソースで。万平ホテルのシンボルでもあるすずらん柄のディナープレートが、とても可愛いです。ちなみにメニューカードは可愛らしい花柄で、大正時代から使用されているものだそう。

夕食のあと、ひと呼吸おいてから【バー】にいきました。
遅い時間で平日。首都圏はまだ、まん延防止等重点措置の最中ゆえか、私一人、貸し切り状態でした。

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お願いしたカクテルは、【霧の軽井沢】。アルコール度数が高いらしく(50度超えとか)、バーテンダーの方が気にされていましたが、まったく大丈夫で美味でした。すでに夕食で、ビール2杯にワインを白・赤といただいたあとでした。しかし、ホテルの良しあしを語るうえで、食や酒類はつきもの。照明を落とした店内で心配でしたが、意外と綺麗なペールブルーが撮れていました。バーテンダーの方との会話が、取材的にもよかったです。

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朝食は和洋選べましたが、こちら【割烹 熊魚菴(ゆうぎょあん)】。来週、京都出張ですが、こちらで本格的な京料理を朝からいただけて感動しました。

1997年から森トラストの傘下となり、さらに次の時代へと確かな歩みを進めている万平ホテル。幾久しく、軽井沢の顔であり続けてほしいと願います。

最後の一枚は、タイマー自撮りで。

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posted by 千葉千枝子 at 00:00| 東京 ☔| Comment(0) | 国内のホテル旅館コンドミニアム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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