中国電力 島根原子力発電所のPA拠点【島根原子力館】を訪ねました。
驚きましたのが、島根原子力館の駐車場から島根原子力発電所1号機・2号機が、美しいほどにはっきりと目視できたこと。これまで訪ねた原子力電源地域のPA拠点では、ここが唯一、PA拠点から発電所が撮影可能な立地でした。
出雲大社のお社をイメージして造られたという島根原子力館。
海抜150メートルの高さにあり、日本海や宍道湖、松江城までが一望できる立地で、尖塔部分が右から1号機で、現在、停止措置中。左、2号機が定期検査中で、中ほどに2号機原子炉建屋がみえます。実は、島根原子力の2階展望台バルコニーからは、現在建設中の3号機の様子が緑の向こうに見て取れます。
1階は、エネルギア原子力情報コーナー、燃料サイクルコーナーや放射線コーナー、それに電気を自分でどれくらいつくれるかを体験できる発電チャレンジコーナーなど充実しており、原子炉模型は2号機、原子炉実物大のカットモデルも展示されています。
ホールは2カ所あり、マルチホールで常設開催されているストーリー仕立ての映像「エネルギア伝説」を鑑賞。参加型になっており、机上のボタンを押して回答する仕組みで、答えが導かれます。案内者の方が丁寧な説明をくださいました。
こちらが展望コーナーからみた島根原子力発電所の外観です。左手に、確かに3号機が少しだけ見えます。
梅雨明けの快晴。1週間前の悪天候で、島根県は梅雨末期の豪雨で浸水被害もあったと報道で知っていたのですが、空はもう夏色です。
場所は松江駅から車で約30〜40分。日本海側へと北上した小高い場所です。
朝、レンタカーで宿を出て、少しばかり松江城周辺を散策してから向かいました。懐かしい光景です。
2021年07月17日
この記事へのコメント
コメントを書く