2021年07月18日

出雲大社 廃線JR大社線の旧駅舎【大社駅】の保存修理工事について

明治の終わり1912年に、当時の国鉄・大社線の開通で開業した【大社駅】は、初めて拝見したとき、その姿があまりにも荘厳で美しく、圧倒されました。2017年8月24日に自身が撮影した画像をひっぱり出して、お目にかけます。
※令和3年2月から令和7年12月にかけて旧大社駅は、保存修理工事期間のため、現在は見学ができません。

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大正時代の改築で、こちらの姿になりました。和風建築で宮殿風のつくりの駅舎としては最高峰といわれています。JRの時代に入り大社線は平成2年(1990年)、廃線になりました。



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日本建築史を創始した建築家・伊東忠太がかかわったとされる意匠が、随所にあるというから驚きます。神社様式ともいえるでしょう。内部は当時のままで保存され、駅員の人形がいたりと(ヒヤッとします)現存されてきたのが奇跡のようにも感じました。地元保存会の方たちのご尽力ではないかとおもいます。

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保存修理が終わったら、ぜひまた、この地を訪ねてみようとおもいます。
国の重要文化財に指定されています。


posted by 千葉千枝子 at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | 鉄道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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