スキー人口は1991年から2002年にかけての約10年間、右肩上がりで急伸しました。とはいえブーム自体は、バブル期の1980年代半ばから始まり、1998年の長野オリンピックでピークを迎えます。この年、スキー人口とスノボ人口を合わせて1800万人を記録しましたが、その後ピークアウトして急速に減少します。2020年は、コロナの影響もあって、遂に300万人を割り込みました。
リゾート法(1987年)施行後は、ウインターリゾートの大規模開発が進み、リゾートホテルが各地にできましたが、いずれも人手に渡り、なかには外資に買収、リブランドするなどして今に至っています。
番組では、スキー日本上陸の歴史や索道(リフト)の導入についてもお話させていただきました。
さて、JR SKISKIのキャンペーンが始まったのは、1991年。新幹線直結のゲレンデ「ガーラ湯沢」開業に伴いスタートしたキャンペーンです。
それまでは夜行バスや友人たちと車で行くのが、スキーの常識でした。
あれから30年……。時代の移ろいを感じます。今日は二つの懐かしい写真から。

東京駅からJR上越新幹線 ガーラ湯沢駅へ
息子たちとガーラに滑りにいった最後は、2006年頃のことだったかと思いますから、かれこれ15年前でしょうか。
上越新幹線の2階建てMaxは、2021年秋をもって定期運行が終了となりました。
手ぶらで行けるガーラ湯沢。最新の道具やウエアが揃っていることも人気の理由で、手ぶらでスキー・週末ゲレンデが合言葉になりました。
私どもはスーツケースにウエア、スキー板は宅急便で送って。チビッコのための可愛い板を思い出します。
そしてこちらは、さらに遡り1990年に写した1枚。翌年の正月にお送りした年賀状として残っています。髪型がソパージュである、というのが時代らしくて笑えますね。

贅沢な冬のリゾートをヨーロピアンが愉しむように、ポストコロナにおいて日本のスノーリゾートが、周辺アジアの人たちの羨望の的となりますよう。今まさに北京冬季五輪の会期中で、タイムリーな話題のコーナーに出演させていただき、有難うございました。
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