2007年11月18日

書籍【旅行業】

特定非営利活動法人交流・暮しネットで、ともに理事を務めております尾ア成男さんが、昭和55年発行のご著書【旅行業】(東洋経済新報社/杉岡碩夫・尾崎成男・溝尾良隆共著)を、ご贈呈くださいました。

シンプルな装丁で、タイトルの下に「私の仕事」とあります。さかのぼること27年前、私が未だ中学生だったころに、こうした業界のつぶさが経済系の出版社から世に出ていたことは驚きであり、また、頼もしくも感じました。

ryokougyoubook.jpg早速、拝読すると、実に面白い。
エスコート付のパッケージツアーが隆盛を極め始めたこの時期。ロン・パリ・ローマの海外ツアーや、アンノン族といった言葉も飛び出す。台湾の現地旅行社社長が、「"恥"という文字をご存じですか?」という広告を打ち続けたことetc。(確かに、私が添乗員を務めた80年代後半も、国や地域によっては相変わらず、ズバリ売春的行為に、添乗員とガイドが手を染めていたわ。。)日本人男性にとって、アジア旅行は春を買いに行く行為そのものだった時代が、確かにありましたね。

興味を惹いたのは、来週、お邪魔する予定のクラブメッドの話。1950年にバカンス大国フランスで設立された地中海クラブは、1972年に伊藤忠と提携して日本に上陸しましたが、不振にあえぎ、79年には提携を解消したというくだり。
そのクラブメッドが、サホロ開業から早や20周年だそう。来週の現地取材では、クラブメッドサホロ周年記念行事にも臨席する予定です。


ラベル:書籍 旅行業
posted by 千葉千枝子 at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | おすすめの一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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