会場の手配、案内状の作成、進行表や台本づくり、引出物の選別、キャスティングなど、これすべて、旅行会社時代に仕事でやっていたこと、そのまんま。「手作りでもてなしたい」という想いがありましたので、ご案内状の宛名筆耕も、筆を新調して、墨書きも自分で行いました。
ザ・プリンスパークタワー東京の宴会場は、地階にあります。大きなコンベンションホールを中央に、周りを中宴会場が並ぶデザイン。
両脇に版元の編集者。この3人でスクラムを組んで1冊を作り上げました
ザ・プリンスパークタワー東京の宴会場は、地階にあります。大きなコンベンションホールを中央に、周りを中宴会場が並ぶデザイン。
受付を外廊下にしつらえてもらいましたが、嬉しかったのは、出迎えてくれたスタッフのひとたち。なかでも「千葉さん、覚えていますか?」と、ニコニコ笑顔でご挨拶をくださった男性。すぐには思い出せなかったのですが、「横浜プリンスにいた持井です」と。(あっ!、磯子の高台にプリンスホテルができたとき、すぐに予約を入れ団体を送客、ご一緒した、あのときの……。)すっかり記憶も蘇り、固く握手を交わしました。
――私は、名刺を捨てない主義です。「人脈は足し算」と、常々、他人にも語ります。足せない人生は、もったいない。
持井さん、ありましたよ!91年10月14日に、名刺交換しております。立派に、マネージャーにおなりになり、何とも嬉しい再会でした。