今回の取材旅は、素晴らしい仲間と豊富な観光素材、そして濃淡のある天候に恵まれ、本当に充実したものとなりました。訪ねた先々での貴重な出会い、優しさ、素朴さに、胸を打たれることしきり。とりわけ、過去に団体旅行をお連れした経験があることから、現地で、ベテランのガイドさんに、熱心にご案内をいただくと、シンパシーと申しましょうか、魂のあるガイディングが、とても心に響き、ありがたく感じます。
時系列に、取材行程や時々の感動をお伝えしたいのですが、想うにまかせないことをお許しください。
最初の訪問地・ミュンヘンでは、蔵相会議における各国首脳や天皇陛下ご来独のおりに現地をご案内されたほどのベテランガイド・谷村さんが半日随行してくださいました。
旧市街はもとより、ニンフェンブルグ城の美人画ギャラリーなぞは、耳を欹(そばた)てて、性に放漫だったルートヴィヒ一世を想像しましたし、森鴎外が衛生学を学んだ時代にも想いを馳せました。
自動車産業で知られるドイツですが、今回は、昨年あらたにセミオープンしたばかり(一般公開は2008年6月21日から)の、【BMWミュージアム】も訪ねました。
場所は、BMW本社の脇。
**右側の高い建物が、BMW本社ビル。
なんと4気筒をイメージして、ビルの形状にしたのだそう。手前の円形は、旧博物館・BMWワールド。
ドイツでは、国賓のための公用車はベンツでなく、すべてBMWを利用しているのだそう。ミュンヘン空港には、巨大なBMWの壁面広告があって驚かされましたが、国家への貢献度が極めて高い企業という"証し"ですね、あれは。
(そういえば…、サラリーマン時代、初めて購入したマイ・カーが、BMWでした。新車というのに、納車の翌々日に、いきなり石神井公園の近くで、こすったのよね。運転も未熟なころでした)
さて、できたての博物館ということですが、なかは何層にも分かれていて光がさし込み開放的。ショールームという感がぬぐえませんが、モーターファンにはもってこいのミュージアムでしょう。BMWブランドの衣類なども売られています。
昼間から飲んでばかりですが(いえいえ、ドイツ人はランチでもビールを飲むといいます)、眺めのよいテラスも併設のカジュアルレストランがあったので、ガイドの谷村さんおすすめ、エアーブロイのビールを一杯いただきました。ぜひ、立ち寄ってみて!
■【BMWミュージアム】は、2008年6月21日から一般公開されます。
ホームページは、http://www.bmw-welt.com/web/portal/de/index_highend.html
■【BMWワールド】TEL 01802-118822
工場見学は、http://www.bmw-plant-munich.com
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