このたびの欧州取材では、【ルフトハンザドイツ航空】のビジネスクラスを利用しました。
成田・ミュンヘン間の片道約12時間半という長旅を、フルフラットシートで、文字通り、快適に移動。
エアバス340型機を使用するルフトのチャーリーは、"スリーパーシート"とも呼ばれ、水平はもとより、マッサージ機能が内蔵されていて、寝心地抜群。2-2-2席仕様なため、中央席やアイルであっても居住空間が広いのが特徴です。
収益性の高いビジネスクラス利用者の"空の争奪戦"は、このところ熾烈を極めておりますが、シートの機能性ばかりでなく、ミールの点でもサービス向上はかなり進んでいるのがうかがえます。
一流シェフによる機内食サービスを取り入れるルフトハンザドイツ航空の場合、ビジネスクラスのミールは、グランドハイアット東京のジョセフ総料理長(洋食)と根笹料理長(和食)による美食の饗宴。ドイツビールやワインも楽しめて、機内でのお食事も、ちょっとした至福のときです。
この日の昼食(洋食)は、オードブルにスズキのパンフライを選び、主菜にはテンダーロインステーキを頼みました(画像左と中)。
また、夕食では和食(画像右)をチョイス。前菜(くらげ寿司や新生姜の酢漬けなど)、御椀、台の物(焼き物は鮭の粕漬け、そして"しらすご飯")、香の物、デザートと続き、緑茶には茶たく、箸置きも陶製です。
機内ショッピングでは、私も愛用している、日本未入荷の【ルフトハンザ・リモワ】が、円建てで販売されていました。機内持込みサイズで11万円ちょうど。
>>私のルフトハンザ・リモワは、こちら
創業80年を誇るルフトハンザドイツ航空は、現在、スターアライアンスのメンバーです。成田空港では、ANAやUAのラウンジを使用することができます。
**成田空港第一ターミナルにあるUAのラウンジを、今回利用しました。広々としていて、デザインも落ち着いています。
■【ミュンヘン国際空港】フランツ・ヨーゼフ・シュトラウス空港
ドイツ・バイエルン地方の空の玄関口【ミュンヘン国際空港】、正式名称フランツ・ヨーゼフ・シュトラウス空港は、ターミナル建設にルフトハンザドイツ航空が参画したこともあって、ミニマムコネクティングタイムがたったの30分という、機能性にすぐれた空港。ヨーロッパのベスト・エアポートに2年連続で選ばれるほど。ちなみに第2位は、チューリッヒ国際空港だそう。(今回、チューリッヒからoutしたので、あらためて、またお伝えしますね)
成田・中部・関空とミュンヘン間を、現在、週28便結んでいるルフトですが、1961年の日本初就航時は、カラチ経由(懐かしい〜、南回り、カラチで給油。待たされましたね〜)で、丸一日がかりだったそう。それに何より、アンカレッジやモスクワの免税店に立ち寄ったときのことが、想い出されます。モスクワ上空の飛行ルートで、欧州ダイレクトが当たり前となった今。技術の進歩、世界の平和を感じます。**MUCには、巨大なBMWの"顔"が壁面に飾られていました
ちなみにミュンヘン国際空港は、施設内でビールを醸造する空港としても知られています。
>>エアブロイ。そうです、その記事は、こちら
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